05月30日 (土)

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梅と日本人



花といえば桜。ぱっと咲いて、ぱっと散る。そんな日本人の死生観にさえ象徴される花、それが桜ですが、平安時代以前は日本人にとって花といえば梅でした。

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2月も後半まだ寒さが厳しい時期、ほんの少しだけ温かい日があると梅が咲くということがあります。

優しく、上品の香りとともに春の訪れを予感させてくれる梅の花。

この趣にこそ、よく「玉ねぎの皮」とも称される『日本人論』のエッセンスの何かが隠れている。そんな気がしてなりません。


その一方で、花より団子という言葉もあるように、美しきものより実利に重きを置く典型的現代日本人の私といたしましては、梅の花よりもその果実についつい注目してしまいます。

そう梅干しです。

梅

梅干しは梅雨の頃に収穫した梅の実を塩漬けにし、梅酢が出る真夏に一度取り出し、天日干しにしたのち、赤紫蘇と合わせて、再度漬け込んでつくります。

10年以上もの長期保存が可能な漬物の一種です。


ちなみにこれは江戸の頃に発明された製法なんだとか。

昨今ではこの干すという過程が省かれた梅の酢漬けも多く出回っていますね。

しかし、味の上では何といっても梅の酢漬けよりも、梅干しが良いというのが、食通の方々の共通認識だそうです。


さて、梅干しの素晴らしいところは味だけじゃありません。健康や美容にも優れた働きをしてくれるんです。

たとえば成分一つとってもそう!

梅干しに含まれるミネラル量はみかんやリンゴ、ブドウよりも多く含まれており、カルシウムはリンゴの4倍、鉄に至っては6倍もの含有量を誇り、マグネシウムや亜鉛の含有量を誇ります。


さらにそういったミネラルの吸収の上でも梅干しは優秀!梅干しの代表的な成分、クエン酸は摂取しても吸収が難しい、鉄やカルシウムの吸収をサポートしてくれるんですね。

つまり成長期のお子さんや、貧血気味の女性にとって強い味方というわけです。

成長期

さらにクエン酸は唾液の分泌を促してくれるので、食欲を増進してくれるだけでなく、糖質の代謝を促し活性化してくれる。つまり栄養素をエネルギーに変換してくれるサポート成分なんですね

しかも、クエン酸は新陳代謝を促してくれるので、体内の老廃物の排出をも促進してくれるので、健康のみならず美容にもいいんです。たとえばお顔のむくみ解消や、お肌のターンオーバー機能の促進など、期待できちゃいます。


いかがでしたか?


梅干しは塩分にさえ気を付ければ、健康にも美容にも優れた食材です。

時々、食卓に上げるのもいいかもしれませんね。