05月30日 (土)

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腸内細菌の話その②



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前回ご紹介した善玉菌と悪玉菌についてのお話ですが、(第1回記事参照)。これらの菌が「腸内細菌」として取り上げられているのはなぜでしょう。


体内には数百兆個を超える細菌が存在しているのに、部位の名前と組み合わせてパッと思いつくのは「腸内細菌」のみという方も多いのではないでしょうか。


なぜ腸内に細菌が多いのか


細菌は確かに腸内に多く存在しており、その腸内に細菌が巣くう様は、腸内環境を総称して腸内フローラなどと近年では呼ばれることが増えてきました。


皆さんも一度は耳にしたことがるであろうこの呼び名は、多種多様な細菌が腸内にお花畑のように広がっている様からつけられたのですが、なぜ同じ臓器でも「胃フローラ」「胆嚢フローラ」などの言葉は無いのでしょうか。


その答えは、臓器内の環境にあります。胃や胆嚢は消化器官としての働きが強く、恒常的に消化液を分泌しているので、器官内が微生物にとって厳しい環境となっています。


対して大腸は、栄養を吸収する器官のため器官内の環境も厳しくなく、胃という強力な消化器官から最も離れた臓器なので、菌たちが繁栄しているのです。


善玉菌は摂取できない?


この話の流れから疑問を感じた方も多いのではないでしょうか。

必死に食事から善玉菌を取り入れようとしても、実は多くの菌が胃液によって死んでしまっているのです。


したがって、〇億個の善玉菌を取り入れても大腸で活躍してくれる菌はごくわずかとなっているのが実情です。


ストレスで腸内環境が崩壊も!

Oh My God

また、腸はストレスの影響も受けやすく、変調も多くなりがちな器官です。ストレスで腸の環境が変わることは、腸内の細菌にとっても環境が一変することと同義になってしまうので、ストレス一つで善玉菌と悪玉菌のバランスも変わってしまいます。


一旦善玉菌が減ってしまうと、腸内到達率という点からも、意識的に食事で取り入れても、うまくバランスを取り戻せないことが多い理由はここに起因していたのです。


腸内環境もバランスが大切


腸内環境は生まれ持った菌の種類やバランスや内在する菌同士の相性もあり、どの菌を摂取すればいいのかは一概にはいえません。


色々と継続して試してみて自分にとってのベストな腸内バランスにマッチした菌を選んでみるのがいいのかもしれません。


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